officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

疑心暗鬼という悪夢

疑心暗鬼という悪魔
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あなたには、こんな経験は
ありませんか?


「事実なのか事実でないのか、
真実なのか真実ではないのか、

実際に目には見えない物を感じ取って、
怖れたり不信感を抱いたりすること。」


「自分の気持ちが、乗っているときは、
それほど感じないことでも、
少し気持ちが落ち込んだり、

沈んだりしているときに、
いろいろな周りの様子を、
良い方向に捉えられず、

「もしかしたら」など、様々な心情に
思い巡らしてしまうこと。」


そのことで、
「周りの様子や人の動きが
とても気になってしまう。」



あなたは、こんなことは
ありませんか?



「疑心暗鬼」とは
「実際には、
なんでもないことを疑ったり
おそろしいと感じてしまったり
することです。」


私も時として、周りの様子に、
存在するのか否か分からない
ことに、囚われてしまうことがあります。


そうなると、
何もかもすべてが信じられなくなり、
周りの言動が、
自分に対して意味あることでなくても、
負の感情が支配していきます。


「疑心とは、疑う心、
暗鬼とは、
暗闇の中の亡霊や鬼のことです。」


「疑心暗鬼を生ず」
ともいいます。


つまり、疑う心があると
存在しない亡霊や鬼のようなものが
いるように感じられ、
何でもない暗闇をおそれてしまうと
いうことですね。


自分にある、人を疑う心が見せる、
「暗闇」
自分の心の中にある悪魔。



『「疑心暗鬼」という言葉は
斧をなくして無実の人を疑ったという
中国の故事が由来だそうです。』


家族に対して疑心暗鬼になっていたら、
家の雰囲気が悪くなります。

仲間や恋人にそのような感情を抱くと
大切な人を失うきっかけになりかねません。

仕事の人間関係も同じです。


「裏切られるのではないか」
「私だけ仲間はずれに
 なっているのではないか。」

といった不安が大きくなるとき、
ありもしない疑いを抱き、
疑心暗鬼という意味通りの
状態になってしまいます。


心配症だったり
プライドが高かったり
(だまされたくないという気持ちが強い)
自分に自信がなかったりすると
このような状態におちいりやすいので
注意が必要ですね。



ただし、「疑心、暗鬼を生ず」
つまり疑う心が鬼を生んでいるので
この言葉の意味を心にとめておくだけで

「もしかして、
疑心暗鬼になっているのでは?」
と自身を振り返ることができます。


そのような状況から脱出するためには、
いったん考えるのを止め
しっかり休んだり、

運動して気分を変えたりしてから、
改めて考えてみるといいですね。

信頼できる友人に
相談するのもよいのでは
ないでしょうか。


恋愛などのように、
感情がからむと、
疑心暗鬼になりやすいので、
注意が必要ですね。


案外杞憂に終わる場合も
多いのではないでしょうか。



どうしても心配な場合は、
「この人を信じて失敗したのならしょうがない」
と思えるくらい信頼できる相手かなど、
改めてしっかりと考える必要もありますね。


正しい判断が下せるように、
明鏡止水の心境で臨みたいものです。


自らも周りに疑心の心を与えるような
「暗鬼」が
自分の心の中に住んでいる可能性にも
注意が必要ですね。



例えば
「戦国時代」
多くの武将達は、
自分の命は狙われているのではないか。

そう思い出したら、
家族であっても側近のような
信頼できるはずの家臣であっても
猜疑心に苛まれていくでしょうね。

私は、様々な歴史上の出来事の中に、
疑心暗鬼という悪魔が、
人の心の中に巣くっていたのでは、
ないかと
考えることがあります。


「疑う心」
自分の中に棲んでいる悪魔
そんな心に支配されてしまわないように
意識して気をつけておくことが大切ですよね。


「なんだそうだったのか?」

勝手な取り越し苦労をしていて
相手や周りのちょっとした「声かけ」で、
体の重荷を下ろすかのように、すうっと
楽になってしまいます。
「今までなんだったんだろう・・・。」


あなたは、こんな経験がありませんか?



「コミュニケーションを取ってみる。」
「声を掛けてみる。」
「考えてばかりいないで、話してみる。」
そうすると、見えない物に支配され
心配していた自分に気がつくでしょう。




あなたも心がけてみてくださいね。



to be continued