officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

日本の「美徳の精神」が、あなたを成功から遠ざける

日本の「美徳の精神」が、
       あなたを成功から遠ざける

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私たちは、「遠慮」「謙遜」「お陰様」
この、「三大美徳の精神」が日本人の心を
表していると思っています。


むしろ、心がけているというか。
あなたも、そう思いませんか?


あなたも人に対し、このような気持ちで
ついつい、接していませんか?
どうですか?



ついつい、自分が身を引いて
「遠慮」してしまう。

ついつい、褒められても
「そんなことないですよ。たまたまですよ。」
と、「謙遜」してしまう。

自分ががんばったのに、ついつい
「お陰様」でと、言ってしまう。



あなたも、「あるある」でしょう?


私も、この精神が身に染みついています。
まず、褒められるのが苦手です。
必ず「謙遜」「お陰様」へと、
言葉を展開します。


でも、まあ、「謙遜」「お陰様」は、
いいとしましょう。

では、「遠慮」はどうかと言いますと、
これは、あなたの成長や成功にとって害がある
かもしれません。
「害」ですよ。


今日のテーマは、
「遠慮は美徳か否か?」
です。


あなたは、
こんな気持ちになることが、
ありませんか?


いろいろなケースはありますが、
とにかく、仕事でもなんでも
相手に譲ってしまう。

自分がしたいことがあって、
手を挙げたくても
「まあいいか。」と、
遠慮して相手に譲る。


相手に聞きたいことや用事があっても
「忙しそうだな。」と遠慮する。


私も「遠慮」は、しますね。
譲ります。


私は、もちろん、
日本人気質のためと、
もともとの、
引っ込み思案の性格と相まって
積極的に動けません。


一瞬、「うっ!」と間を開けた瞬間、
もうそこで
足は止まります。


「質問力」の投稿でも触れましたが、
発言も大勢の前ですることは、
「苦手」でしたしね。
私は、「遠慮」には、
打って付けの性格です。


もしかしたら、「遠慮」は、
私が、一種の「逃げ」のために、
使っていたのではないでしょうか。

あなたも、そう思いませんか?
そうでしょう?

自分が自分に「遠慮」したという、
「goodな言い訳」を
提示したことになりますよね。


そして、発言などが、 
できなかったことへの
「納得と安心」を
与えてきたのです。

発言だけでなく、
積極的に行動することに 
対しても同じように。

なるほど、
私は、「自己分析」できましたよ。


でも、次のような感情を相手に  
与える場合があります。

「話聞いていないんじゃないか?」
「自分の意思はないんだね?」
「一緒に仕事したくないなぁ。」
「どうか、しちゃったかな?」

遠慮して自分の思っていることを
発信しないだけで、
これだけの弊害が起きる可能性があります。


実際にはそんなこと
何にも思っていなくても、
ただ発言を遠慮していたり、
行動を示さなかったりするだけで、

どうして
「こんなことを思われなくてはいけないの。」
って感じですよね。



例えば、
外国で、「遠慮や謙遜」を、
していたら何も得られません。 

日本人はどうしても遠慮や謙遜しがちで、
せっかくのチャンスを 
逃してしまうことが
往々にあります。

遠慮して相手に譲って、
選ばれた人は自分よりもレベルが低かった
なんてこともあり得ます。

海外では積極性が重要視されます。

自分に自信のある人、
がんばっている人、
積極的な人が高く評価されます。


日本の習慣では、
人に物を勧められたら、
最初は遠慮して断って、
数回勧められたのち、
受け入れるというところがありますね。

仮に、最初から自分に
やる気があってもですよ。

外国でそれをすると、
最初に断った時点で、
もう二度と聞かれないことがあるそうです。

あなたなら、立派に出来るのに、
せっかくのチャンスを
逃してしまうことになります。

会議でも、遠慮して自分の意見を言わなくて、
能力のない人間だと評価されてしまいます。

「遠慮や謙遜」とは逆に、 
積極性というのは
今の世の中アドバンテージです。

なんと、日本の美徳がマイナスになってしまう。

そもそも、日本的な謙遜や遠慮が、
伝わらない可能性の方が高いでしょう。 


また、日本人は文句を言わないということで、
そのことがある意味美徳とされていますが、
海外ではそれがいいように利用されています。


自分の意思表示がすべてです。 


あなたには、
これからグローバルなビジネスパーソンになって
成功してもらわねばなりません。 

何事にも積極的になって、
自分をもっとアピールする 
習慣をつけましょう。

そして、「質問力」等を屈指して、
周りの環境をフル活用できるあなたが、 

「あなたを、出来るあなたに変える」

「あなたを成功に導く」
ことができます。



今日のテーマは、

「遠慮は美徳か否か?」

答えは、「否」です。



あなたも、意識して取り組んでみてくださいね。



 
to be continued