officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

長所を徹底的に指摘する

長所を徹底的に指摘すること〈親・教師・大人・一般〉

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あなたの「長所」と「短所」を

思いつく限り、

すべて挙げてください。


「長所」 ⇨

「短所」 ⇨

 

どうでしょうか?

それぞれ、いくつずつ

挙げることができましたか?


改めて、自分の

「長所と短所」を挙げてみると......。

 

「短所」は、見つけられたけれど

「長所」は、あまり見つけられない。


そんなことはないですか?

 

自分の「長所」は、

何だろうと、

改めて思うことはないでしょうか。

 

「長所」がたくさんあって

「短所」があまり思いつかない。


こんな人は、

少ないのではないでしょうか。

 

あなたは、決して「長所」が、

少ないわけではないのです。

「短所」を補って余りあるほど、

たくさんの長所があるのです。

 

あなたの成長の過程で、

周りのかかわり方は、


あなたの「長所」を

伸ばそうとしてきたのか。


それとも、「短所」を

直そうとしてきたのか。

 

どちらにウエイトを

置いてきたのかによって

あなた自身が感じる

印象が変わってきます。

 

どちらかといえば、

後者の人が

多いのではないでしょうか。

 

どんな人間でもある

「長所と短所」を、

家庭では親が、

学校では先生が、

子どもの「短所」を直して

「長所」を伸ばしてやりたいと

考えます。

 

子どもの「短所」を直してやりたいと

思う気持ちのなかで、

どうしても

欠点を、指摘することが

増えてしまいます。

 

大人でも、子どもでも、

「短所」ばかりを指摘されていると

やる気もなくなってきますよね?

 

「これもできていない」

「早くしましょう」

「気をつけましょう」

 

「短所」ばかりが、

たくさん出てくると大変です。


しかも簡単に直せないのが

「短所」です。

どれから直していこうかと

考えている間に、

次の「短所」が出てきます。

本人は途方に暮れることになるでしょう。

 


私たち大人は、うっかりすると

「短所」の方に敏感になり、

少しでも悪いところを見つけて

直そうとしてしまいます。


もちろん、子どもによかれと

思ってのことです。

 

また、

「長所」は「短所」の

「短所」は「長所」の

裏返しとも、考えられます。

 

例えば、

学校でよく話題に上る「忘れ物」

「忘れ物をしない」などの

項目が通知表にもあるように

「忘れ物」をする子は多いです。


そのなかで、

忘れ物をしない子は、

素晴らしいですが、


「長所」⇨生活習慣が

     きちんとしていて、

     注意深い。


「短所」⇨神経質で

     不安感を持っている


ことも考えられるのです。

少しぐらいの「忘れ物」は、

ちょうどよいのかもしれません。

 


「忘れ物をしない」などは、

当たり前かもしれません。


当たり前のことを

当たり前にできることは

素晴らしいことですよね。

 

チャイムが鳴ったら席に着く。

当たり前です。

掃除はまじめにする

当たり前です。

宿題を忘れない。

当たり前です。

 

家庭でもたくさんの

当たり前があるはずです。


「当たり前」=「長所」


ですよね。

 

こう考えれば、

世の中に当たり前が多くあり、

ほとんどの人が当たり前にやっています。


あなたの日々行っている「当たり前」は、

正しい評価を受けているでしょうか?

 

よかれと思って、

「短所」を直して「長所」を

伸ばしてあげたいと

思うのであれば、


少なくとも、

その「短所」を直せば、

自分の何が伸びるのか、

教える必要がありますね。

 

でなければ、湧いてでるような

たくさんの「短所」に

だれでも、

どうしたらよいのか、

迷ってしまいますよね。

 

そして、心配なのが、

「自信も失っていく」

ことです。

 

「長所」をたくさん指摘し、

すこし「短所」を指摘すれば、

原動力となる

「自信というエネルギー」が

少なくなっていきません。

 

「短所や欠点」に、取り組み、

よくないところは

直そうとするでしょう。

 


「長所・当たり前」を、

徹底的に指摘する。


あなたの見る目も、周りの様子も

変わっていくと思います。

 

あなたも取り組んでみませんか?

 

 


メンタルオフィスKaze(カゼ)