officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

子どもの性格と親の影響

 

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あなたは、

「どんな性格ですか?」


あなたもご自分の性格を聞かれた

経験があるのではないでしょうか。

 

あなたの性格は、

あなたが親に育てられ成長してくる間に

身に付いてきたものです。


子どもの性格のことを

考えることがあっても

自分の性格形成について

考えることは

少ないのではないでしょうか。

 

あなたも、

この世に生を受け成長してきたわけです。

親の影響を受けて、

育てられてきたのです。

 

親の子育てが

子どもの性格形成に、

影響を及ぼしているとなると

これからの、

あなたの子どもへのかかわり方が

子どもの人生やその後の様々な選択に

影響を与えていることになります。

 

親は、子どもの人生にとって

非常に大きな影響力をもっています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんでも、

「よく泣く」

「おとなしい」

「よく寝る子」

など、様々な特徴があります。


これは、

「気質」と呼ばれ

両親の遺伝によるものが、

大きいといわれています。


「気質」は持続していきますが、

これが、

「赤ちゃんの性格」

というわけではありません。

 

「性格」は、

「その後の環境の変化」

「気質の特徴」

「育て方」

などが組み合わさって

つくられていきます。

ひとつひとつの要素が

大きく影響します。


また、

「気質」という特徴によって

「望ましいかかわり方」

「そうでないかかわり方」

があり、

子どもの

「性格」は、影響を受けて

変化していきます。

 

かつては、

「人間の性格は、生まれつきの素質で

 決まるのではなく、

 生後の環境によってつくられる」

と、されていました。


今では、

「生まれながらに個人差があり、

 生まれた後もの持続する」

ことが、研究で分かっています。

 

遺伝的要素が大きい

「気質」は、

変化しにくく、広い意味での

「環境による影響」

によって、

「性格」は変化していきます。

 

「性格」=「気質」+「環境の変化」

 


環境は、成長の段階に沿って、

常に変化するものです。

だから、

「性格」も変化し続ける

ということになりますね。

 

そして、子どもの

「気質」は、

その性質によって

親の養育態度を

変えてしまうことがあります。


「親の養育態度が」

子どもの「性格」に、

大きく影響を及ぼすのです。

 

親は、子どもの

「性格」に

大きな責任がある人です。

 

責任重大ですね。

自分のかかわり方で

子どもの「性格」が

形成されていく。


プレッシャーもかかりますよね。

でも、

「やりがい」もありますね。


そして、何よりも、

子どもがどのように

自分の「性格」を

身につけていくのか、

親がしっかり

知っておくことが大切です。

 

それによって、

対応が必ず、

変わってきますよね。

 

子どもが、将来、

「あなたは、どんな性格ですか?」

と、問われたときに、


あなたの子育ての素晴らしさを、

本人は気づかずに、

語るときが

きっと、来るでしょう。

 


メンタルオフィスKaze(カゼ)