officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

子どものえんぴつの持ち方に注目

子どものえんぴつの持ち方に注目〈学校生活〉

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えんぴつは、子どもたちが

勉強したり表現したりするときに

直接自分の思考を表していく、

大切な道具です。


人間は、目的を達成するために、

道具を使いますね。

 

どんな道具でも、

一定の持ち方や使い方が

ありますよね。


道具は、正しい使い方により

目的が達成され、

技が上達していくと

いってもよいのではないでしょうか。

 

子どもの思考は、

頭⇨手⇨えんぴつ⇨もの(紙)

へと、移動し表現されます。

 

えんぴつは、

子どもの思い通り自由に

動くことが求められ、

思考に大切なツール

と、いえますよね。

 


私が、様々な小学校で

実際に見たところ

およそ3人に1人の割合で、

児童のえんぴつの持ち方が

正しい持ち方になっていません。

 

因みに、大人のボールペンなどの

持ち方を見ていると、

子どもと同じような

持ち方になっている人もいます。

 

子どもだけではないようです。

 

あなたのえんぴつの持ち方は

どんな持ち方ですか?

 

小学校低学年の学級に、

ほとんどといってよいほど

机やいすの正しい座り方、

えんぴつの正しい持ち方の

図や写真が掲示されています。

 

ところが、多くの児童の

えんぴつの持ち方が変なのです。

正しい力も加えられず、

「とめ・はね・はらい」

など、思うような字が

書きづらいのでは

ないかと思います。


「※「とめ・はね・はらい」

 は、字の減点基準にはなりません。」

文化庁の国語施策

常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」

 

お箸の持ち方にも

正しい持ち方があるように

えんぴつも正しい持ち方を覚えないと

扱いづらいです。


お箸なら食べ物を

うまくつかめないでしょう。

 

小学校で、

しっかり教えていないと

考えられます。

 

えんぴつは、中指を支えにして、

親指と人差し指で挟むように持ちます。

教室のえんぴつも持ち方の写真も、

このようになっています。


しかし、薬指を支えにして、

中指と親指で持ち、

人差し指が遊んでいる子が多いです。

このような持ち方では、

えんぴつを握りしめるような感じに

なってしまいます。

 

かなりの数の児童や生徒が

いるのではないでしょうか。

 

高校や大学、大人になっても

一度覚えた持ち方は

変わらないでしょうね。

 

あなたのお子さんや

あなたの学級の児童・生徒の

えんぴつの持ち方を

よかったら一度、

確かめてみてくださいね。

 


メンタルオフィスKaze(カゼ)