officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

親の成長と子ども

親の成長と子ども

 

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親は、子どもが赤ちゃんの頃から、

子どもの成長を見守っていくことになります。


親にとって難しいのは、

子どもによって特性・個性が異なり、

加えて、年齢・時期によっても

大きく変化していくことです。

 

親は、子どもの変化に戸惑いながらも、

子育てをしたり、精神的に関わったり

しながら向き合っていくことになります。

 

しかも、子どもは予告なしに

変化していくので、

親の知らない間に

子どもの中で起きていることが

しばしばあるわけです。

 

親は、悩みながら「子育て」という

橋の上を子どもの手をしっかりと握って

渡っていきます。

 

子どもの成長は

「予告なしに」ということですが、

乳幼児期から青年にまで、

すべての子どもが通る道筋は

概ね「〇〇期」というように、

同じような道筋を通って成長していきます。

 


もちろん「子どもの個性」は、

一人ひとり違っています。

仮に兄弟姉妹がいても、

同じように成長することは

ないといえるでしょう。

 

どの子も通る

「成長の道筋」

と、親の我が子を見る目は

柔軟であることが求められます。

 

難しい事ですよね。

 

小さい頃には、

親のいうことをよく聞いた子どもも、

次第に、親が一方的に考えを押しつけると、

反発をしてくるようになります。

 

そうなると、親も戸惑いますよね。

 

親は対抗していくことで対応するのでなく、

少しずつ意識を変えていくことが必要です。

 


「何が何でも親のいうことを、

 聞かせようと試みる」

 

最初は、

「しつけよう」

とするかも知れませんよね。

 

親は、子どもに対して、

「正しい答え」「正しい結論」

を、用意しがちです。

 

親は、思い切って意識を変えて、

個性を持った一人の人間として

接することが大切ですね。

 

これまでの

「与える」

一方通行の関係ではなく、


「相互関係」

をつくることです。

 

特に小学校も高学年になると、

親の「良かれ」と思うことと

子どもの気持ちは、一致しません。


しかし、良くないことを

見逃すことではありません。

子どもの行為の良くないことは、


例えば、暴力やいじめ


「悪いことである」


と毅然とした態度で明確に示します。

 

親の視点は、


「大局的・俯瞰的」


に、なっていくことが

望まれますね。


我が子中心だけでなく、

我が子が大切だからこその親の

「見方・考え方」

が、子どもの成長につなげるのですね。

 

難しい事ですが、


「子ども自身が体験し、悩み、

 模索し、答えを見つけ出す」


子どもは、間違いなく成長へと向かいます。

 


その姿を見守り待つ、


「親の意識=子どもの成長」


子どもと共に成長しようという意識が、


「最高の子育てではないか」


と、私は考えます。