officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

「お手伝い」が子どもにとって効果的な理由

「お手伝い」が子どもにとって効果的な理由

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「お家のお手伝いを

 しっかりしましょう。」

と、あなたも子どもの頃から

学校で、家庭で

聞かされて育ったのではないかと思います。

 

あなたは、子どもの

「お手伝い」を、

どう考えますか?

 


学校の決まりにも、

「お手伝いをしっかりしましょう」

という文言が必ずと

いってよいほどあります。

 

学校の学級懇談会などでも

家庭での「お手伝い」が

話題になることもあります。

 

しかし、

「なぜ、お手伝いを子どもにさせるのか」

話し合うことは少ないですよね。

 

お手伝いというと、

教えるのも大変ですよね。

子どもにさせるのも大変だから、

親が全部やってしまう家庭も

多いかも知れませんね。


「テーブルふき」

「床ふき」

「片付け」

「配膳」

「洗濯物をたたむ」

「風呂掃除」


これなら小学生でもできそうです。

 

・・・お手伝いのプラス効果とは?・・・

 


子どもがお手伝いをすると

「手先と頭」を使います。

習慣化できれば、

「段取りや効率化」

を考えるようになります。


これを聞くだけでも

「お手伝い」は、

魅力的に感じますよね。


また、

「自主性を育み、自尊心を高める」

ことも可能です。


あとは、

子どものやる気を伸ばせるように、

根気強くお手伝いの方法を

子どもに伝えていくことですね。

 

1.自ら段取りを考え、工夫するようになる


家事の極意は、

「段取り」ですよね。

あなたは、自然に行っていますが、

必ず家事の内容に応じて

段取りをしています。

 

例えば、

ご飯の用意であれば

配膳のタイミングやテーブルの片付け、

食器の並べ方など。

 

毎日お手伝いをすると、

子どもは、

どうやったら

「早くできるか」

「やりやすいか」

「楽にできるか」

効率も求めるようになります。


他の道具も使うなど

工夫もするでしょうね。

 

仕事でも何でも


「段取り9割」


自然と、勉強にも応用していきますね。

 

2.責任感と自ら考える自主性を身につける


お手伝いといえば、

手伝っているように感じます。


子どもにとっては、

「自分の仕事」です。

自分がやらなければ、

だれもする人がいないのですから。


「自分の仕事として責任を持ち、

 自主的・主体的に」


やるようになるでしょう。

 

こんなすてきな

「お手伝い」

を、親は奪ってはいけませんよね。

もったいないです。

 

3.社会の一員として働く意識を育てる


お手伝いは、家族のためになります。

「家族への所属意識」

も高まり、

家族の一員として働く意識は、

大人になって社会に出て

「働く意識・意欲」

へとつながっていくでしょう。


家族のためにということを

考えることで、


「仕事の意義」


が、理解できますね。

 

4.家事や生活の大変さを知る


やってもらうばかりでは感じられない、

生活に必要な仕事。

褒められず、

対価も発生しない仕事。

しかし、

家族が生活するためには、

無くてはならない仕事。


仕事や勉強にも通じますね。

 


このように、

「お手伝い」には、

素晴らしいメリットがありそうです。

でも、子どもにやってもらうのは一苦労です。


きっとイライラしたり、

怒ってしまったりして、

「諦めてしまう」

こともあるかも知れません。

 


初めはうまくいかなくても、

段取りを覚え、工夫し、

責任感をもって

行うようになれば、

必ず上手になります。


そんな未来を親子で共有すれば、

上達していくのが楽しみに、

変わっていきますよね。

 

「多くの素晴らしいこと」

が、子どもに身に付く、


『お手伝い』


取り組んでみる価値はありそうです。

 


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