officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

不登校の子の親が考える視点とは!

不登校の子の親が考える視点とは!

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子どもが不登校を続けていると、

期間の長さにかかわらず、

学校を休んでいることで、

気になることが増えていきます。

 

子どもに質問すると、

答えられないことも

多くあります。


例えば、

教室の、自分の席や体育時に並ぶ順番。

算数や国語の教科書の習っているページや

ドリルのページ。

学級の班はどこで、係は何係か。

掃除当番はどこか。

名札やシューズ、

持ち物などは揃っているか。

 

大人でも、初めての出勤や

新たに何かを行う場合、

分からないことばかりで

不安がいっぱいですよね。

 

不登校の期間が長期短期は別に、

病気で二、三日休んでも、

学級の様子がどうなっているのか、

友達関係が変化していないか、

不安なのが普通の気持ちです。

 

不登校の子は、

自分が「不登校」していることは、

よく分かっています。

 

学級のみんなから、

不登校」と思われていること、

「学校が怖い」

「みんなに何か言われそう」

「分からないことが多くて不安」

など、

「不安や悩み」を

どう解決してあげるかが

大きな鍵となっています。

 

「学校のことが分からなくなっている」

これでは、学校に行こうと思っても

難しいと思いませんか?

 

世の中には、様々な指導者がいます。

「愛情不足です。待ちましょう。

 エネルギーをためましょう。

 様子を見ましょう。

 やさしくしてあげましょう。」

このような発言があると、

なかなか登校には結びつきません。

 


ほとんどの子は、

次のように思っています。


「学校に行きたいと思っているけど行けない」


「学校に行かなければならないと思っているが、

 どうしたらよいのか分からない」

 

この気持ちに答えるために、

「愛情」

「待つ」

「エネルギー補給」

「様子見」

「やさしくする」


これらのキーワードで、

解決するでしょうか。

問題は、アドバイスが、

具体的でないということです。

子どもの不安や疑問に

答えられるものではないということです。

 

どうですか?

登校に対する不安を解消するために、

何をすればよいか

分かってきたのではないですか?

 

普段毎日のように

学校に通っている子どもたちが

普通に知っていることを、

伝えていくことです。

 

子どもの疑問は、

ほとんどの場合、

算数の難しい問題の

解き方ではありません。

 

学校の日々日常の生活です。

 

分からないことを細部まで

全部確認していきましょう。

子どもが学校に行くためには、

解決しなければならない心配事が

たくさんあるのです。

 

もちろん、お家の方だけで

できることには限りがあります。

分かってくれる周りばかりではないでしょう。

アドバイスもまちまちですよね。

 

でも、親は、我が子の本当の「悩み」や

「心配」に目を向けてあげたいですね。

 

キーワードは

「具体的に」

です。

 

メンタルオフィスKazeでは、

ご家庭の皆様の支えとなり、

学校の日常と教育に関する関係機関を

十分に理解した上で、

お子様の元気な登校を目指して

支援しています。