officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

ペアレント・トレーニングについて

アレント・トレーニングについて

 

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子どもができることを

伸ばしていくためには、

親の役割は、非常に大きいです。

 

発達障害の子をお持ちの

多くの親は、

子育てのストレスや

様々な問題への対応に疲れて、

自信を失っているのではと、

察するに余りあります。

 

そこで、大切なことは、

親自身が冷静に現状を見つめ直し、

これからの子育てに

希望が持てるようになることです。

 

そのためのサポートが

「ペアレント・トレーニング」です。

 

1.「行動」で見ていく習慣をつける。


子どもへの関わり方を

変えていこうとするときに

性格など曖昧なものに焦点を当てず、


「行動」

で見ていきます。


まずは、行動を具体的に

把握する練習をします。

 

例えば、

「~しない」ではなく、

「~しないでその時にどうしている」

を見ます。

 

2.「できていること」を見つける。


「できていること」を確認していきます。

普通は、できないことに目が行くと思います。


「できていること」

に注目して、

当たり前と見なさず、


「できていること」は、

どのようにどの程度できているのか

はっきりと言えるようにします。

 

そうすることで、

一日の生活の中で

子どもは、一つ一つの行動を見ると

かなりできることが

多いのがわかります。

 

こうして

「行動リスト」をつくり

「身辺自立」や

「コミュニケーション」

などにカテゴライズしていきます。

 

この取り組みによって

「どこまでできて」、

「課題は何か」

明らかになっていきます。

 

3.「努力しているところ」に、

  工夫を見つける。


行動確認が進むと、作業の中で

更に、

「できていないところ」

「困っていること」

などが、はっきりしてきます。


そこで「工夫」を開始していきます。

 


このように、親としてできる


「ペアレント・トレーニング」


こちらがはっきりとした

視点を持つことで、

親としても目的意識が発生し、

やることが明確になります。

 

子育てのストレスを減らし、

問題に対する疲れを緩和し、

自信を回復してもらうプログラムです。

 

メンタルオフィスKazeでは、

発達障害の子どもを伸ばしていくために

重要な親の役割に対する

サポートを行っています。