officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

親のしつけで決まる「子どもの自己形成」

親のしつけで決まる「子どもの自己形成」

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子どもを「しつける」こと、

大切な、「親の仕事」ですよね。


あなたも、

子どものしつけで、

どうしたらよいのだろうと、

悩んだ経験は、ありませんか?

 

子どもの性格によっても

異なりますよね。

兄弟姉妹でも、

違う性格や性質がありますね。

 

そして、

どのタイミングで

どんな働きかけをするか、

難しいですね。

 

親が子どもに、

必要な

ベストなメッセージだと考えて

伝えたからといって、

簡単に思うようには

ならないですよね。

 

子育ては、

簡単ではありませんね。

 

そんなときに、

親は「叱る」という行為に

でることも、多いですよね。

 

「しつけ」の目的は何か?

ということを、

しっかり理解した上で、


冷静に「しつけの目的」とする

「子どもの健やかな成長」

の助けとなるような

働きかけが必要です。

 


「ペアレントレーニング」

というプログラムがあります。


親(保護者)に、

子育てのスキル

「子どものしつけ」

を再学習してもらい

子どもの行動を、

より、よい方向に変容させることを

目的にしています。

 

「親の子育てへの自信」

「子どもへの肯定的注目」

「よりよい親子関係の形成」

「子どもの行動を冷静に観察」

 

親にとって、

必要なスキルです。

 

子育てをする基本的な力です。

 

子育てに困難さを感じる親は、

核家族世帯が主流の現在、

大変多くなっています。


発達障害のある子どもでは、

さらに子育ての難しさが

加わっていきます。

 

二歳から三歳のころは、

物事の善し悪しを

親のしつけを通して学びます。


子どもは、

叱られることが多いと、

それを嫌い、

そうならないように

自分の衝動をコントロールする力を

つけていきます。

 

このときに忘れてはならないのは、

「子どもの内面」

で起きている変化です。

 

子どもは、「叱られる」ことで、

周囲の現実を

理解するようになりながら、

自分の存在を弱いものであると

感じるようになります。

 

これらのことから、

子どもを「叱る」だけでは、

「子どもの内面」は、成長とともに

不安定になっていきます。

 

親は、「叱る」だけではなく、

「子どもの内面を支える」

必要があります。

 

例えば「ほめる」

という親の行為です。

 

「叱る」ことに偏ってしまうと、

内面が疎かになってしまいます。

 

「叱る」ことで、

子どもは周囲のことを理解し

自分をコントロールすることが

できるようになっていきますが、

その反面で、

自信を失い自尊感情が低下していくという

二面のことが同時に起きています。

 

子どもは叱られることで

自己抑制の力を培い、

ほめられることで、

自尊感情を獲得する。

       

親のバランスのよい

働きかけ(しつけ)によって

子どもは、自己形成していきます。

 

子どもの特質・特性によっては、

「ほめる」割合を増やす

必要もあるでしょう。

 

親とは、

「しつけの時期」から

子どもの年齢を踏まえながら、


外面的・内面的に、

子どもの行動を冷静に観察し、

バランスのよい


「子育て」


をしていく、

子どもの人間形成にとって

大切な役割を持った人です。

 


「子育て」


一度しかできない素晴らしい

あなたと子どもの物語。


これからも、

紡いでいってくださいね。

 

 


メンタルオフィスKaze(カゼ)