officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

宿題の丸つけに追われない工夫

宿題の丸つけに追われない工夫〈先生〉

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丸つけ、大変ですよね?

あなたは、どのようにしていますか?


教師の仕事の中で、

日々のルーティン(丸つけ)、

一番大変で時間がかかりますよね。

 

そして、とても大切な教師の仕事ですね。

 

子どもたちに、

たくさん勉強させたい

という思いで、

課題をたくさん出していく。

 

国語に算数に、

できたら理科の課題も出したいですよね。


いろいろ考えながら、

漢字の練習は毎日させたいし、

今日習った算数の習熟も図りたい、

自主的な学習も加えていきたい。

 

教師とは、心の底から子どもに学力をつけたいと

真剣に考えている人です。

 

もちろん学力向上の基本は、

「授業力の向上」

「分かる授業の創造」

です。

教材研究や授業研究、

教材づくりや

プロジェクターやパソコンを使った授業、

子どもたちの興味関心を活かして

楽しい授業をしたいですよね。


一日は24時間、

やることはたくさんあって、

物理的な時間が足りない。

そんな切実な悩みがありますね。

 

そのなかで、宿題などの丸つけを

していくわけですから大変です。

宿題など課題をたくさん出せば出すほど

たくさん返ってきてます。

学級の子どもたちの人数にもより、

かなり計画的に、

進めていく必要がありますね。


また、大切なのは、

間違ったところを子どもたちが

きちんと直すことですよね。

 

〈手順〉

課題を出す⇨回収する⇨丸つけをする

⇨子どもたちに返す⇨直しをさせる

⇨直した課題を丸つけする

⇨間違えていたらまた子どもたちに返す

⇨理解していない子には、個別指導する

⇨下校までには課題がすべて完了する

 

きちんとしておかないと、

算数ドリルなど、

すぐに直しがたまってしまいます。

 


課題の丸つけから完了までを

うまく回す必要があります。


これが、教師の仕事がうまくいくかいかないか、

バロメーターになるといっても

言い過ぎではないでしょう。


一日の歯車が噛み合って

スムーズに流れるか固まるか。

流れなければ、あなたにも学級にも

ストレスがたまります。


毎日の宿題や課題をきちんとやって、

次の課題に向かわせていくためには、

時間的なマネジメントが必要不可欠です。

これができたら、

他の仕事もうまく回っていきますよね。

 

「宿題などの課題は、

 帰りまでには直しを完了させる」

 

学級の人数は様々だと思います。

でも、やり方は同じです。

子どもの人数が少ないからといって、

人数に合わせた仕事をしていると、

うまく回すことができません。

 

子どもによっては、

下校時間に課題が完了していない

場合もあります。

遊ぶ時間もほしくて

課題を後回しにしてしまいます。

子どもですから友達と

元気に遊んでもらいたいです。


そこで、子どもたちにも

宿題等課題の取り組み方を

身につけていってもらう指導が必要です。

 

例えば、

朝一番に学級に登校してくる子どもは、

だいたい決まっています。

その子が来る時間までに、

学級に向かい、

子どもたちの登校を待ちます。


そして、来た子どもから、

宿題を提出させていきます。

カゴなどを用意し、

決まった場所を決めておきます。


そしてすぐに丸つけを開始します。

間違っていたら直しをさせます。

完了した課題はチェックできるようにしておくと、

やらないで終わることを防げます。

子どもたちには、

課題は帰りまでに直す意識を

持たせるようにしていきます。

チェック体制は工夫が必要です。


理想は、お昼までに終了したいですね。

 

そのためには、

様々な活動の合間の隙間の時間を、

活用するような子どもにしていきます。

 

子どもたちの意識が上昇してくると、

一度でパスすれば

「ヤッター!」と喜ぶ子、

先生の丸つけを待っている子などがでてきます。

そうなってくると

課題の丸つけや直しの時間は

短縮されていきます。


放課後になって直っていない子も

少なくなっていきます。

そして、それまで、

少し、いい加減に宿題をしていた子も、

間違えないように

真剣にやってくるようになっていきます。


子どもたちの気持ちの中に、

「課題を終える気持ちよさ」

が芽生えていきます。


子どもたちがよい循環を

学級に与えてくれるようになります。


最初は大変でも、

子どもが心得て、

上達していくんですね。


これは、学級のすべてのことにも通じます。


子どもが指示待ちではなく、

自分から動く子どもに変わっていく瞬間です。

 


一年中、課題の丸つけに

追われることもなくなるでしょう。

 


メンタルオフィスKaze(カゼ)

 

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