officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

歯磨き、お風呂、着替え、お片付け

歯磨き、お風呂、着替え、お片付け


不登校の子は、基本的に家にいますよね。

学校の授業時間中は、家で過ごしています。

学校に行かないからといって、

1時間目から6時間目まで規則正しく

生活してくれません。


「歯を磨かない」

「風呂に入らない」

「頭を洗わない」

「着替えない」

こんな問題がよくあります。


親が

「入りなさい」

「洗いなさい」

「磨きなさい」

「着替えなさい」

というと、

子どもは、返事はするものの

行動にはつながりません。


親がイライラすると

更に結果がついてきません。

ストレスがたまるだけです。

 

何日も風呂に入らなくても、よいわけではないのですが、

「風呂に入るか入らないかは、子どもの問題」

と考えて、親は、時間になったら、

「風呂に入ってこよう」

と、さっと入るようにすると

よいと思います。


このとき、低中学年なら

「子どもはどうするかな、一緒に入ってくるかな」

など、思ってした行動は、うまくいきません。

あまり下心を持ってする、親の言動は、

子どもに伝わってしまうようです。


また、お風呂が楽しいというような

はしゃいだり一緒に遊んだりといったことは

マイナスです。

基本的に、家庭での生活で、

「学校に行っていなくても楽しい状況をつくる」

ことには、注意が必要になってきます。


次に

不登校になって家にいると

一日中退屈して遊ぶので

遊んだものが散らかってしまいます。

「片づけなさい」と言っても

効果はありません。


片づける入れ物を用意するなどして

「散らかっていると困るから、ここに入れておいて」

くらいに留めておきます。

散らかっていても、

「片づけられない子に育てたことを親が自覚する」

そんな気持ちで対応することが大切なようです。


これでは、

「親は、何も言えないの?」

と思われるでしょう。

 

しかし、こちらの目的は、

学校に子どもを行かせることです。

 

親の言動は、そのキーポイントになります。

そこに鍵があると思ってください。


これからも、メンタルオフィスKazeでは

不登校について、ご家庭のとともに

取り組んでいきます。

 

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