officekaze’s blog

子育てや教育、福祉について書いています。

子どもに残る心の傷

子どもに残る心の傷

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あなたは、子どもの頃に受けた

何らかの心の傷が、未だに癒えず、

心に残っていることはありませんか?

昨日のことのように思い出す、

つらい出来事はありませんか。

 

心の傷は、

子どもの将来に大きな影響を

及ぼす重要な問題です。


子どもの心の傷に、

親や教師、周りの大人は、

注意深くなくてはなりません。

 

親も教師も

よい子に育てたい、

子どもが将来困らないように、

力をつけてやりたい、

そんな気持ちで、

子どもに接しているはずです。

 

児童虐待の問題で、

悲惨な事件が後を絶たず、

年間の相談件数も

上昇する一方です。


体罰」は「しつけ」の言い訳には、

なりません。


虐待まで行かなくても

親や教師は、

「子どもの心を傷つけてはいないだろうか」

と、常に自分の心に

問いかける必要があります。

 

子どもと教師の関係でも、

不登校」の原因となることが

不登校の調査結果に、

はっきりと表れています。

教師は、児童生徒に対する、

態度や発言など

より一層襟を正す必要がありますよね。

学校にいる唯一の大人なのですから。

 

親も教師も周りの大人も

力関係で、

子どもより強い立場にあります。


毅然とした態度はもちろん大切です。

でも、立場を利用した教育は、

避けるべきではないでしょうか。

 

抑えつけるような子育てや指導では、

誤ったメッセージを

子どもや児童生徒に伝えてしまいます。

 

「自分の思いを通すためには、

 暴力や力を使うことで達成できる。」

と、誤解して学習してしまうことになります。

 

力関係が入れ替わると

反対に暴力を振るって

自分の要求を通す子どもに

なってしまう可能性があります。

 

これは、子どもが持っている

「心の傷」に、起因する行動です。


大人が威圧すれば、

子ども・児童生徒は

ほとんどの場合従うでしょう。

 

それでは、教えたいことが

正しいメッセージとして

伝わらないでしょう。

 


「納得」と「理解」

それが、子どもが将来にわたって、

私たちの願いを実現してくれる、

正しい指導や子育てではないでしょうか。


これからも

一生懸命に伝えたいですね。

 

 

メンタルオフィスKaze(カゼ)