突き抜ける「○○力」

突き抜ける「〇〇力」


「〇〇力」

この、〇〇に入る言葉


この「〇〇」と「力」が最後についた書籍
『「何とか力」を身につける』
このような題の書籍を、書店で
よく見ませんか？

「読解力」「書く力」
「考える力」「思考力」
「学ぶ力」「読書力」
数えきれません。

その中でも仕事に大切な力を、
ひとつ選びます。
「質問力」です。


今日は、「質問力」
の話題です。


この「質問力」は
やれば良いというわけではありません。


あなたの「質問力」は
１０点満点の何点ですか？
自己採点をお願いします。

どんなイメージでもいいので
最後にもう一度聞きます。



例えば、
子どもの頃から引っ込み思案だった私が、
田舎からひとりで東京のAという
目的地まで行こうとしたと仮定します。

今なら、黙っていても
スマホの検索が何でも教えてくれます。

しかし、昔は、そうはいきません。

駅員さんに聞いたり、町ゆく人に
「すみません。」
と声をかけたりしながら、
少しずつ目的地に
近づいて行くことになるでしょう。

黙っていては、たどり着かないか
間違ってとんでもないところに
行ってしまうか。


そうです・・・。


「質問」は、
あなたを目的地に導く
重要なツールになります。
しかも、最短最速でゴールに
達しようとするならば
「質問」の精度が試されます。

「質問」することは、
恥ずかしいことでは無いのです。

でも、私のような引っ込み思案の方は、
「聞きたくても、聞けない。」
「こんなこと聞いて良いのかな。」
「バカにされないかな。」
「相手にしてもらえるかな。」
様々な思いが巡り、躊躇します。


最終的に

「質問」には、精度がいる。


少しハードルを上げてしまいましたが。
今から話す、
私の話を聞いて、
これからは意識してみませんか。


実は、「質問」には、
会議や打ち合わせの時
みんなのためになる
重要な「力」があるんです。

周りのみんなも理解しているとも
限らないのです。

質問によって
正確に全体で確認され、
質問によって
提案者が自分の言ったことを
言葉を換えて「説明」する

より一層、理解が深まります。
「説明力」も身につきます。
周りの理解も深まります。

「質問力」＝「説明力」


かなり理解していないと
レベルの高い質問を
投げかけて、
みんなのレベルを上げることは
できません。
『自分は理解していても、わざと質問する力』

提案者は、

十分に理解して無くて、
提案していることもありますね。


「質問力」は、すごい力なんです。


では、あなたが身につけて
行かなければならない
「質問力」にもどりましょう。



ダメな「質問」から、
レベルを上げていきますね。



ダメ質問１．
「あなたの思考や意思、
　　　　　　　　　　行動が感じられない質問」

「ここが分かりません。」
「あそこが分かりません。」
「次に、どうしたらよいですか？」

こんな指示待ちの質問を
あなたはしていませんか？
これでは、あなたも周りもレベルが上がりません。
相手に依存しているだけです。
あなたは、どんな仕事でも成功はしません。
サラリーマンでも起業されてる方も同じでしょう。


次に


良い質問２．
「自分で考えて行動して、
　　　　　　壁がぶち当たったときにする質問」

前に話題にした「検索力」などを屈指して、
とにかく行動して
その上で分からないことを質問する。

実践をして分からないことへの質問なので、
質問は的確です。
あなたのレベルは
質問によって向上します。

例えば
「このようにやってみたのですが、
　こんな悩みがあって、
　調べた結果、答えはこれだったのですが、
　方向性は合っていますか。」
相手もアドバイスしやすいですね。
「いいですよ。さらに、こうしませんか。」
　と答えられますね。
あなたの思考が見える実践ベースの質問です。



最高に良い質問３．
「相手の立場や状況を考えた質問をする」

仕事でも何でも、基本は人とのつながりが大切。
今、相手が忙しい状況か、
今何をしているか、判断して、
相手に対する配慮のある投げかけ方、
質問の仕方をすることです。


例えば、良い質問２．に加えて
「このようにやってみて、
　・・・・・調べた結果
　・・・どうでしょうか。」
の、あとに、
「お忙しいと存じますので、
　お手すきの時で結構ですから、
　これらに対して答えていただけたら
　ありがたいです。
　よろしくおねがいします。」
というような相手を慮る気持ちの入った
質問をする。


どうでしょう？
もう一度、採点をしてもらいます。
今までのあなたの「質問力」は
１０点満点で何点でしたか？


質問をするのが苦手な私でしたが
今では、「質問力」も少しは
備わってきたかなと思います。


もし、あなたの「質問力」が
７点なら、３点以上アップさせましょう。



「質問力」アップで
　何事にも、周りから突き抜けていきましょう。



あなたも、トライしてみませんか？




to be continued